非ヘボン式氏名表記について
旅券の氏名表記はヘボン式ローマ字によることが原則です。ただし、申請者が外国式の表記や長音表記を希望するときは、ヘボン式によらないローマ字表記ができます。
表記の例示
・戸籍上の姓又は名が外国式で記載されている場合
戸籍姓 ピーターソン→PETERSON
戸籍名 ジェームス→ JAMES
・名について外国式の表記を希望する場合
戸籍名 譲治 JOJI→GEORGE
戸籍名 里沙 RISA→LISA
・長音表記
戸籍名 遠山→TOHYAMA/TOOYAMA/TOUYAMA
戸籍名 優子→YUKO→YUUKO
・その他ヘボン式によらない表記を希望する場合
戸籍名 一郎 ICHIRO→ITIRO
戸籍名 祥子 SHOKO→SYOKO
・氏名に「ウウ」の「ウ」を含む長音がある場合
「U」の表記は省略となり、「UU」及び「UH」の表記はできません。
(例)「優子」「ユウコ」の場合は、「YUKO」となります。
長音H、O、Uの挿入やRに代えてLの使用等を希望する方は,予め電話案内センター又は各旅券窓口へ相談してください。
はじめて旅券の発給を申請する方がヘボン式によらないローマ字表記の手続きをする場合
1、非ヘボン式ローマ字氏名表記等申出書の提出
2、姓について、外国式ローマ字表記又はヘボン式以外のローマ字(LやC等)を使用して表記する場合は、綴りが確認 できる書類(外国の公的機関が発行した書類、又はクレジットカード等)の提示又は提出
3、申請書の官公庁記載欄に「旅券の表記を変更しないことを誓います」と記入、署名
を求められます。
・一度発給を受けた旅券の氏名表記はいかなる理由があっても変更してもらえません。
・姓について家族で異なるローマ字表記をした場合、渡航に支障が生じるおそれがあります。その場合でも、自己の責 任により対処していただくこととなります。申請の際、姓のローマ字表記は家族で統一するよう注意してください。
過去に旅券の発給を受けたことがある場合
過去に発給を受けた旅券の氏名表記を変更しようとする場合には、上記1〜3の書類の他に、以下の書類を提示又は提 出を求められます。
1、ローマ字氏名を変更しなければ渡航中の社会生活に著しい支障を来たす書類等(永住許可証、外国の運転免許証、 クレジットカード等)
2、上記の書類を提示できないときは、ローマ字氏名を変更しなければ渡航中の社会生活に著しい支障を来たす事情を
記した事情説明書(用紙はパスポートセンター窓口で配布しています)
※姓について、ヘボン式以外の表記を希望するときは、当該表記の使用実績を示す資料を必ず提示又は提出を求められ ます。
・今回変更した場合、以後、旅券の氏名表記は、いかなる理由があっても変更してもらえません。
・ローマ字氏名表記を変更したことにより、諸外国の出入国管理において、従前の出入国履歴上の氏名の表記と異なる 等により各種問題が発生する恐れがありますが、その場合であっても、自己の責任での対処となります。ローマ字氏 名の変更は慎重にお願いします。
・諸外国の出入国管理上、各種問題が発生した場合でも、日本政府、旅券事務所では、ローマ字表記の異なる過去の旅 券と今回発給された旅券が同一人物のものであるとする対外的証明は行っていないため、表記の変更は、慎重にお願 いします。
代行料金のご案内
基本代行料金 |
3,000円 |
ご家族、団体お申し込みの場合お2人目からお1人2,000円 |
戸籍取得代行 |
800円 | ご家族、団体お申し込みの場合、お2人目からお1人500円 |
※郵送料・交通費は別途申し受けます。
お問い合わせはこちらよりお気軽にお申し込みください。